テレビ朝日で放送されるドラマ「M-愛すべき人がいて-」でアユ役に抜擢された新人歌手の安斉かれんさん。
デビュー当時の浜崎あゆみさんを彷彿とさせるようなルックスと歌声に、「ポスト浜崎あゆみ」としても注目を集めていますよね。
そんな安斉かれんさんはアパレルショップに勤務しながら歌手デビューされていますが、その”アパレル店員→歌手デビュー”の流れは、安斉かれんさんが所属する事務所・エイベックスの戦略なのではないかと思われるのです・・・!
そこで今回は、安斉かれんさんのデビューの流れがエイベックスの戦略だと思われる理由についてまとめました。
それではどうぞ!
この記事は3分程度で読める内容です。
Contents
安斉かれんは元アパレル店員
安斉かれんさんは歌手デビューする前、渋谷にあったアパレルショップ「RELECT by RUNWAY channel Lab.」(リレクト バイ ランウェイチャンネルラボ)の店員として働いていました。
引用元:https://www.shibukei.com/photoflash/8558/
これだけ聞くと、歌手デビューを夢見ながら生活のために働いていたのかな、とかそれくらいの事として捉えますよね。
でも気になるのが、このRELECTの運営会社なんですよね…。
RELECT by RUNWAY channel Lab.はエイベックスが出店した期間限定ショップ
元々渋谷のスペイン坂には「RUNWAY channel Lab.」というマークステイラーが運営するセレクトショップがあります。
引用元:http://www.kiridesign.co.jp/
そことエイベックスのクリエイティブ・レーベルである「2nd Function」がコラボして誕生したのが、安斉かれんさんが勤務していたアパレルショップ「RELECT by RUNWAY channel Lab.」です。
あれ?って思いますよね。(笑)
しかもRELECTは期間限定ショップで、オープンしていたのは2019年3月16日から5月の中旬まででした。
そして安斉かれんさんが歌手デビューしたのが2019年5月1日です。
もうこれだけで「少しにおう」気がしませんか?(笑)
RELECTの店員は全員エイベックスの所属アーティスかインフルエンサー
とは言いつつ、元々RELECTの店員として勤務されていた方々は、安斉かれんさんをはじめエイベックスの所属アーティストやインフルエンサーであったことはシブヤ経済新聞でも報道されていました。
ショップ店員として、「かれん」さんなど、自社の所属アーティストやインスタグラムやTickTockなどで人気のあるインフルエンサーら8~9人がランダムに勤務することで集客にもつなげる。
引用元:https://www.shibukei.com/headline/13964/
「集客のため」とは書かれていますが、ここでも安斉かれんさんの名前だけ挙げて記載されているところを見ると、エイベックス側の思惑がガッツリとあるようにも感じます。
安斉かれんのデビューは「M-愛すべき人がいて-」に合わせて動いていた?
浜崎あゆみさんの自伝的小説「M-愛すべき人がいて-」は2019年8月1日に刊行されました。
ただ、この企画自体は2018年8月の時点で生まれており、浜崎あゆみさん、松浦会長と同席していたサイバーエージェント社長の藤田晋さんが「本にしてくれたら、ぜひ、映像化したい」と幻冬舎社長の見城徹さんに連絡したことが事の始まりでした。
本書発売の1年前の2018年8月1日に東京・西麻布で浜崎あゆみ、松浦勝人とサイバーエージェント社長の藤田晋の3人が飲んでいる席で話が盛り上がり、その場で藤田が「本にしてくれたら、ぜひ、映像化したい」と幻冬舎社長の見城徹に電話を入れて、本書の企画がスタートする。
引用元:https://ja.wikipedia.org/
つまり、本が発売された時点で何かしらの形で映像化もされることは既に決まっていた話だったということです。
おそらくですが、本の話とほぼ同時並行で、映像化する際の話も着々と進められていたのではないでしょうか。(しかも会社のトップと稼ぎ頭が筆頭で生まれた企画ですし。)
映像化となれば必ず必要になるのがキャストですよね。
浜崎あゆみさんという実在している、しかも平成の歌姫とも呼ばれた人物が主人公ということで、演技力があっても容姿が似ていない女優を起用するのはリスクがあります。
また、エイベックス側も出来ることなら自社の所属アーティストを起用して売り出したいという思いもあったことでしょう。
そんなところから、
「自社の所属アーティストで」
「浜崎あゆみに似ている」
「新人歌手」
を探し、安斉かれんさんに行き着いたのではないかと推測します。
ちなみに、安斉かれんさんは高校1年生だった2015年からエイベックスの原宿アカデミーに通い始めています。
幼い頃からエレクトーンやアルトサックスに触れていたこと、お父さんが趣味でギターをよく弾いていたことから自然と音楽に関わる機会が多く、将来は楽器に携わる仕事をしたいと思っていたそうです。
歌については「喉も楽器の一つ」だと気づき、「ちょっと歌ってみたいな」という気持ちで始めたそうで、エイベックスのアカデミーに通っていたのも単に音楽が好きだったからで、歌手デビューする気持ちはなかったのだそう。
そのような話を聞くと、今の安斉かれんさんが置かれている状況は「本人が望んだもの」なのか「エイベックスの思惑」だったのか、少し考えてしまいますね。
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