最近また大きい地震が増えてきましたね。
地震が来た時は身の安全を確保し、揺れがおさまったら一度深呼吸して自身を落ち着かせながら行動しましょう。
また、普段から非常食や使えそうな物をストックしておいたり、連絡手段を決めておくと、いざという時も多少は落ち着くことが出来ると思います。
そこで今回は、東日本大震災を経験した私しろくまが、あって助かったもの、欲しかったものをご紹介していきます。
少しでも多くの方々の参考になれば幸いです。
それではどうぞ!
あって助かった物、これは欲しかったっていう物は?
最初に、我が家は山の上にあったので津波の被害はありませんでした。
家もなんとか耐えてくれたので、電気・ガス・水道全て止まっていましたが避難場所には行かず、家で過ごしていました。
今から記載する必要な物は、家で過ごしていて欲しいと思ったものなので、避難所で過ごす場合には他にも欲しい物が出てくるかもしれません。
反対のことを言ってしまえば、家にいてもライフラインが復旧しない限りは、これらは必要だということです。
それでは、理由も含めてあげていきます!
・ラップ

お皿にラップ一枚敷いてその上にご飯をよそえば、お皿を洗わなくて済みます。
貴重な水の節約に!
・ペット用のトイレシート(猫砂)

トイレが使えない時に使用していました。携帯用トイレとかも用意していなかったので。
我が家では犬を飼っていたのでトイレシートでしたが、猫砂もいいと思います。
・カセットコンロ

ガスが使えないと結構しんどいです。
非常食もお湯の方が早く食べられますとか書いてあったりしますし、カップ麺なんかはお湯がないと食べられませんし。
火さえあればなんとかなると思えるくらいカセットコンロは重宝した記憶があります。
・水用のポリタンク

2Lペットボトル数本だけではびっくりするくらい足りないので、ポリタンクは持っておいた方がいいです。
4人家族(全員大人)で常に20Lポリタンク1つには水を貯めていました。(飲料以外で使用するため)
4人であればポリタンク2つくらいは持っておくといいと思います。
・カイロ

秋冬は絶対持っておいた方がいいです。暖をとる術大事。
夏ならうちわとか涼めるものを用意しておくと良いのではないかと思います。
・懐中電灯

停電時の照明としても、暗いところを歩く時にも必要になってきます。
大きめの懐中電灯が、照らす範囲が広いのでおススメです。
また、複数人でいる場合は1つは照明用、もう一つは移動時用と2つは用意しておいたほうが良いと思います。
1つだけだと、誰かがトイレに行くなどの移動時、その人が暗闇の中を移動することになるか、照明がない暗闇の中で移動した人が戻ってくるのを待つことになります。
普段であれば平気なことも、非常事態だと結構なストレスになるので注意です。
・ラジオ

停電でテレビが見れない時には、貴重な情報収集源になります。
最近はradikoでも聴けますが、スマホやパソコンの充電を気にしなくて済む乾電池タイプか、手回し充電のラジオを用意することをオススメします。
・充電器

スマホの充電器は必需品ですよね。
SNSで情報収集も出来ますし、みんなと繋がれてると安心感も得られます。
電話もしたいですしね。
太陽光で充電できるタイプがあれば尚のこと良いと思います。
・乾電池

案外単三はあって、単一はなかったり。
大きめの懐中電灯には単一や単二が必要なんてことも結構あります。
どの種類の乾電池が必要か確認して用意しておきましょう!
・ボディーシート

断水になると身体や頭は洗えません。
洗えないというか、飲料水が大事になるので洗うことは二の次になります。
それでも、洗えない状況が続くと、衛生面もですが精神的にもしんどくなってきます。
東日本大震災があったのは3月だったので、それほど汗をかかずに済みましたが夏場だったら毎日清潔にしたいのではないでしょうか。
ビオレやギャッツビーなどのボディーシートは、持っていて損はないと思います。
・ドライシャンプー

こちらもボディーシートと同様の理由です。
髪が洗えないと皮脂でベタベタになりますし、異臭も放つようになりますし、頭も重くなってきます。
水なしで洗えるものがあると良いですね。
・生理用品
これも忘れがちですが用意しておきましょう。
生理じゃなくてもつけておけば、下着もそこまで不衛生にならない(気がしています)
これまた水がないと衣類もなかなか洗えないので致し方ないです。
・痛み止めなどの常備薬

普段元気な人でも、環境が違えばやっぱり身体に異変が生じます。
頭痛や腹痛に効く薬、生理痛を和らげる薬は持っておいたほうが良いと思います。
!小さいお子さんがいる場合!
・紙おむつ
・おしりふき
・おもちゃ
震災時、我が家には小さい子はいなかったので私自身は経験していませんが、上3つはSNSでもよく聞きました。
お子さんがいる方はこの辺りも調べてみると、他にも色々備えておいた方が良いものが出てくるかもしれません。
非常食としてあるとめちゃ便利なものたち
・水

当たり前ですが、飲料水は必須です。
あればあるだけ嬉しい。
・飴

糖分は大事なエネルギー源です。
甘い飴だと少しホッとしますし、あって損は無いと思います。
・クラッカー

咀嚼回数が増えることで満腹中枢を刺激することが出来ます。
クラッカーなら日持ちもしますし、重くもないのでいいかなと。
・缶詰

缶詰は本当最高です。
日持ちするわ、温めなくても食べられるわ、水使わないわ、美味しいわでもう最&高。
缶詰と温かいご飯を食べられた時は涙が出るくらい嬉しかったです。
・ごはん

日本人なんだなって思った瞬間でもあるのですが、温かいご飯を食べられた時はすごくすごくホッとしました。
コンロと鍋と水とお米さえ用意出来れば炊きたてご飯が食べられます。
・非常食用として売られている商品
缶詰に入ってるパンとか、冷水で食べられるご飯とか、ホームセンターやAmazonを見ると売られていると思います。
ちゃんと美味しいものも増えてきているので、ちょっと高くても用意しておくといいかもしれません。
!!注意!!
カップ麺やレトルトのカレーなんかもつい保存食として用意するかもしれませんが、これらってそもそもお湯が必要。
大量の飲料水やコンロを備蓄出来ている場合は良いかもしれませんが、そうでもない時はなかなか難易度の高い食べ物です。
目の前にご飯があるのに、あと一歩で食べられないってものすごく絶望なので気をつけてください。
連絡手段も決めておこう!
非常食や備えが出来たら、次は連絡手段も決めておきましょう。
災害伝言板などもあるのでそれらを活用するのも良いと思います。
ただ、どれを使うにも予め決めておかないと、災害時は何を使って安否確認すればいいのか分からず、様々な所を確認することになります。
そうなっては時間がかかりますし、ただでさえパニック状態なのに不安感も襲いかかってさらに落ち着いて確認出来なくなります。
使用機器の電池も無駄に消費してしまいますしね。
だからこそ、何かあったら必ずこれを使って安否確認しよう!と決めておいた方がいいです。
最後に〜まずは身の安全を確保して!!!〜
色々書きましたが、もし災害に見舞われた際は、まずはなんとしてでも身の安全を確保してください。
生きてさえいればなんとかなります。
だから、なんとしてでも生きてください。
この記事が少しでもあなたのお役に立てることを願っています。
それでは!