フィギュアスケートの樋口新葉選手といえば、2017年の世界選手権で銀メダルを獲得し、宮原知子選手の3位入賞もあって次年度の世界選手権女子シングル出場枠を3枠に復活させるという功績を残した選手ですよね。
残念ながら2018年はミスや怪我の悪化による欠場が続き、世界選手権の代表に選出されることはありませんでしたが、ジェット噴射が付いているかのようなスピードと力強いジャンプは樋口選手の最大の特徴であり武器で、今後の活躍も期待されている選手です。
そんな樋口選手は今年の4月に明治大学に進学され、スケートと勉学の両立に励まれていますね。
明治大学というと10の学部からなる総合大学で且つ、難関私立大学郡である「MARCH」の一つであり、そして国際交流やスポーツが盛んな“なんか凄い頭良い大学”というイメージがありますが、はたして樋口選手は明治大学のどの学部に進学されたのでしょうか。
また、先程も少しお話した通り、樋口選手は昨年おこなわれたGPシリーズロシア杯を怪我で欠場することとなりましたが、実は2017年の全日本選手権に出場している時や今年の夏練習中など度々怪我をしていたようなのです。
一部では樋口選手の体型が他の選手に比べてガッシリしていることから「体重が多すぎるのでは?」ともいわれているようですが、怪我が多いのも体重が関係しているのでしょうか。
そこで今回は、樋口選手が進学した大学の学部はどこなのか、そして怪我が多い原因は体重によるものなのかについて調査しました!
それではどうぞ!
この記事は3分程度で読める内容です。
Contents
樋口新葉は明治大学の何学部?
引用元:https://meisupo.net/special/detail/11638
樋口新葉選手が進学した学部についてですが、こちらは商学部に進学したようです。
引用元:https://meisupo.net/special/detail/11450
明大スポーツ新聞部が発行している“明スポ”で樋口新葉選手の特集が組まれた際、プロフィールとして記載されていました。
ちなみに商学部の偏差値は62.5で、明治大学の他の学部の中でもトップに位置する学力です。
樋口選手はスポーツも学業も頑張る本当に文武両道の方なのですね!
どうして明治大学に?
どうして明治大学に進学したのか、はっきりとした情報は見つけられませんでしたが、“明治大学に入ってよかったこと”についてお話されているのを見つけましたのでご紹介します。
――最後に明治に入って良かったと思うことは何でしょうか。
樋:私からいいですか?
鎌:え、早い。じゃあその間に考えていますね。
樋:自分が文武両道を目指して学校に入って、文武両道をしやすい環境にあったのがやはり明治でした。先輩方の存在も大きく、いろいろなことを教えてくれる親切な先輩が多いですし、友達にも恵まれていますし、本当にそういうところが入って良かったなと思う部分です。
引用元:https://meisupo.net/special/detail/11638
元々文武両道を目指していたのですね。
明治大学は勉強だけでなくスポーツや国際交流も盛んな大学ですので、そういった情報だったりオープンキャンパスだったりから明治大学を選ばれたのかもしれませんね。
受験は一般?それともスポーツ推薦やAO入試?
受験方法についてですが、こちらについても情報を得ることは出来ませんでした。
ただ、商学部の受験方法について確認したところ、下記3つの入学試験が存在するようです。
・一般入試
・公募制特別入学試験(大学入試センター試験利用)
・公募制特別入学試験(全国商業高等学校長協会会員対象校)
公募制特別入学試験は商業高校出身か留学経験、TOEFLスコアの提出が出来る人が対象となります。
樋口選手の出身校は日本橋女学館高校で、商業学科などのコースがあったわけではなさそうだったので一般入試か、センター試験を利用した特別入学試験を受けたということになります。
どちらにせよ、筆記試験は必ず通らなければいけないものになりますので、よく聞くような「大会の成績と面接だけで合格したんでしょ?」という僻みは、樋口選手に対しては全くもって通用しないということですね。
スケートの練習や大会の合間を縫って勉強し、そして自身の実力を最大限発揮して合格の切符を掴んだのです。
樋口新葉に怪我が多いのは体重が原因?!
引用元:https://www.daily.co.jp/general/2017/08/05/0010438168.shtml
冒頭でお話した通り、樋口選手はシニアデビューしてから度々怪我に悩まされている選手です。
2017年は大会の公式練習中に右足首を負傷、フリーは痛み止めを飲んで出場。
2018年は右足甲が疲労骨折寸前ということでロシア杯を欠場、そして今年の夏はジャンプを練習中に左足甲の関節に水がたまってしまいました。
足首や甲は、高くジャンプして固い氷上に着地するフィギュアスケートでは特に負荷のかかる場所であると思われます。
そして体重が重ければ重いほど、ジャンプして着氷した時のダメージ量は多くなるかと思いますので、他の選手よりガッチリとした体格の樋口選手はより怪我のしやすい場所なのかもしれません。
樋口新葉のパワフルな演技は体重(筋力)があってこそ!
引用元:https://www.daily.co.jp/general/2017/04/24/0010124010.shtml
でも樋口選手のしっかりとした体格は、贅肉ではなく筋肉で出来ています。
あの筋肉量があるからこそ、樋口選手の魅力であり最大の武器である“スピード”と“ジャンプ”が生まれるのですよね。
また、樋口選手はとても負けず嫌いな性格で練習も根を詰めて頑張りすぎてしまう所があるようです。
頑張りすぎるとそれはそれで再び疲労骨折になる恐れが出てきます。
しかし世界で戦うトップ選手達は、コーチが「もうやめなさい」というまで練習を続けようとするなんて話もよく聞きますし、非常に難しいところですよね。
おそらく怪我については樋口選手が誰よりも悩んでいることかと思いますので、外野がやんややんや言っても仕方はないのですが、どうか無理だけはしないで欲しいですね。
さいごに
いかがだったでしょうか!
私はこの記事を書いていて、樋口選手は文武両道で努力を怠らない選手なのだということをひしひしと感じていました。
グランプリシリーズで再びパワフルな演技を見られることを期待したいです!