今シーズンからシニアに移行した島田高志郎選手。
今年の夏には4回転ルッツを成功し、トリプルアクセルもプログラムに2本組み込む程の安定感が出てきているとあって、羽生結弦選手や宇野昌磨選手を脅かす存在になるのではないかと世間が注目していますね。
島田高志郎選手のジャンプが安定してきた理由として、2017年から練習拠点をスイスに移しトリノオリンピック銀メダリストのステファン・ランビエールに師事していることが挙げられます。
単身スイスに移動し練習しているのは本当に凄いことですが、そもそも島田選手は現役の高校生です。
以前からインタビューの受け答えで頭の良さを感じさせていた島田選手なだけに、スイスでもフィギュアスケートの練習だけでなく、勉学にも励んでいるかと思われるのですが、学校もスイスに移籍したのでしょうか。
また、スイスでの暮らしや練習時は英語でコミュニケーションを取っているかと思われますが、どれくらい話せるのでしょうか。
そこで今回は、島田高志郎選手の高校と英語力について調査しました!
それではどうぞ!
この記事は4分程度で読める内容です。
Contents
島田高志郎は現在スイスが練習拠点に
引用元:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/figure/2018/12/31/post_45/
島田高志郎選手は2017年から練習拠点を岡山からスイスに移しています。
島田選手は2001年生まれですから、16歳の時にスイスに行ったことになりますね。
なぜスイスに行ったのかについてはインタビューでお話されていました。
スイスに渡った経緯は?
小学生の頃から習っていた長沢琴枝先生が滋賀のリンクに移動されることになり、ついていくか悩んだ時期にステファン先生から「面倒をみるよ」とお誘いいただいて、スイスに行けばスケートに集中できると思い切って決めました。
引用元:https://global.canon/ja/event/skating/interview/2018_2019/shimada.html
ステファン先生とは、冒頭でもお話した通り2006年に開催されたトリノオリンピックで銀メダリストに輝いたステファン・ランビエールさんです。
引用元:https://twitter.com/i/moments/869110174631329792

また、オリンピックの銀メダリストですから実力も兼ね備えた方ということが分かりますね。
そんな方に直接声をかけてもらったという事自体凄いことですが、ステファン先生も島田選手の将来性を見込んだってことですよね。
これはますます島田選手に注目してしまいますね!
島田高志郎は単身スイスへ
引用元:https://instagrammernews.com/detail/2100762910742858230
島田選手は単身スイスへ移動し、現在一人暮らししているそうです。

大変なのは食事だそうで、一軒だけあるコープでお肉を買って自炊しているのだとか。
母から離れ、16歳にして単身スイスへ。どんな生活ですか?
やはり大変なのは食事ですね。チーズとか乳製品はおいしいですが、そればっかり摂るわけにもいきません。
住んでいるエリアが田舎で、コープ1軒しかなく、そこでも分厚い肉くらいしか売ってない。まずは力が沸くように、量を食べることを頑張っています。お肉の塊だけだと質素なので野菜も、とは思うけど自炊は大変です。
スイスに行く前は45㎏だった体重が55㎏になり、少しは力がついたかと思います。
引用元:https://global.canon/ja/event/skating/interview/2018_2019/shimada.html
分厚いお肉と聞くと、「さすが海外!」と思ってしまうのは私だけでしょうか…(笑)
体力がついたこともジャンプの安定に繋がっているかもしれませんね。
高校もスイスの学校に通っている?
引用元:https://instagrammernews.com/detail/2100762910742858230
島田選手は今年18歳の高校3年生です。
16歳でスイスに移動されたので、もしかしたら高校もスイスにある学校に通っているのかな、と思ったのですが、どうやら岡山にある就実高校に籍を置いているようです。
フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・さいたま)代表選考会を兼ねた全日本選手権第2日は22日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、男子ショートプログラム(SP)で、先のジュニアグランプリ(GP)ファイナル3位の島田高志郎(木下グループ、就実高)が80・46点で3位につけた。
引用元:https://www.sanyonews.jp/article/843203
就実高校は中高一貫校で、系列校に就実小学校と就実大学・就実短期大学があります。

就実高校はコースがいくつかあり、普通科特別進学コースだと偏差値が71なのだとか!
岡山県内の学校だと2位に位置する学力の高さです。
また、部活動にも力を入れており、バレーボールや卓球、ソフトテニスなどは全国大会の常連校という文武両道具合…!!
島田高志郎選手のインタビューでの受け答えから頭の良さを感じるのも納得ですね。
就実高校のコースを見た限りでは、通信制といったものは見受けられなかった為、島田選手は休学してスイスに行っているのかもしれません。
もしくは学校側と相談して帰国期間中に補習をおこなうなどの個別カリキュラムを組んでいるかもしれませんね。

島田高志郎の英語力がグングン伸びてて半端ない!
引用元:https://figureskating.tsupate.com/koshiroshimada/
島田選手はスイスにいる時は英語でコミュニケーションを取っているそうです。
リンクがあるのは、アルプス山脈の山の中。「スケートしかやることがない!」という環境で、練習漬けの日々を送っている。普段の会話は英語。食事は自炊。
引用元:https://ananweb.jp/news/213501/
元々頭もよく、スイスにももう3年いますから日常会話は難なくこなせるのではないでしょうか。
ステファン先生の言葉もきちんと理解出来ているからこそ、4回転ルッツの成功やジャンプの安定にも繋がっていると思えます。
英語でのやりとりの様子はこちら!
今年の9月下旬におこなわれたネーベルホルン杯での記者発表の様子です。
記者の質問に対して英語で答えていますね!
正直流暢とまではいかないかもしれませんが、スラスラと英語で話しており、会場も和やかなムードです。
英語力はもっともっと向上する?!
改めて今後の抱負は?
スイスに行って、自分のやりたいことを存分にやらせてもらってるなと感じています。今季の試合はすべて楽しめていますし、気持ちの部分が成長してきたかなと思います。もっと英語力も磨いて、スイスのコーチ達との信頼関係を深めながら、より成長していきたいと思います。
引用元:https://global.canon/ja/event/skating/interview/2018_2019/shimada.html
常に謙虚に向上心を持っていることが伺える言葉ですよね。
今後さらに英語力が伸びていく気しかしませんね!
さいごに
いかがだったでしょうか!
英語力もですがフィギュアスケートの技能や精度も上がってきている島田高志郎選手。
今シーズンのグランプリシリーズではアメリカ大会と日本大会(NHK杯)に出場予定で、日本大会では羽生結弦選手と競い合います。
果たしてどんな演技を披露するのか、そしてどんな結果になるのか、今から大会が楽しみですね!