10月20日(日)からおこなわれるフィギュアグランプリシリーズ アメリカ大会に島田高志郎選手が出場しますね。
島田選手は今年シニアデビューしたばかりですが、昨シーズンは全日本ジュニア選手権やジュニアグランプリファイナル、リュブリャナ杯で3位、オーストリア杯で2位に輝くなど着実に実績を積んできた選手で注目を集めています。
またスタイルが羽生結弦選手に似ていることでも話題を呼んでいるんですよね!
そんな島田選手は木下グループに所属しているのですが、どうやらスポンサーは父親のおかげで損保ジャパンになっているという話があるようなのです。
一体どういうことなのでしょうか。
そこで今回は、島田高志郎選手のスポンサーやお父さんとの関係、そして木下グループはスポンサーではないのかについて調査しました!
それではどうぞ!
この記事は3分程度で読める内容です。
Contents
島田高志郎のスポンサーは損保ジャパン
島田高志郎選手のスポンサーは冒頭でもお話した通り、損保ジャパン日本興亜です。
引用元:https://www.sjnk.co.jp/
損保ジャパンは2018年9月より島田高志郎選手とスポンサー契約を結び、2019年3月から公式サイトにて応援特別ページを設置しました。
このページでは、島田高志郎選手のプロモーションビデオやメイキング映像を見ることが出来ます。
引用元:https://www.sjnk.jp/company/sports/figureskating/pc/
島田選手とスポンサー契約を結んだ理由として、“幅広い世代に夢と希望を与え、支援活動を通じ共に成長していきたいという思いから”との言葉がありました。
幅広い世代に夢と希望を与え、支援活動を通じ共に成長していきたいという思いから、
損保ジャパン日本興亜は、島田高志郎選手(所属:木下グループ)のスポンサーとなりました。引用元:https://www.sjnk.jp/company/sports/figureskating/pc/
そもそも、島田選手と損保ジャパンを結びつけたのは一体誰だったのか?
それは島田選手のお父さんだったのかもしれません。
島田高志郎の父は元銀行員で損保ジャパンの取締役もしていた
島田高志郎選手のお父さんは島田雄二郎さんといいます。
引用元:http://49.212.237.123/column/interview_08.html
そして島田雄二郎さんはなんと、損保ジャパンの取締役常務執行役員をされていたのです!
引用元:http://49.212.237.123/column/interview_08.html
そして平成18年には役員を退任され、愛媛銀行の頭取付部長に就任されました。

学歴は慶応大学経済学部卒業とのことですから、相当凄い方だということが想像出来ますよね…!
ただ残念ながら、島田雄二郎さんは2015年4月に肺がんでこの世を去りました。62歳でした。
島田雄二郎さん(しまだ・ゆうじろう=元損保ジャパン〈現損保ジャパン日本興亜〉常務)が20日、肺がんで死去、62歳。
引用元:https://www.asahi.com/articles/ASH4Q54WDH4QULFA026.html
当時の島田高志郎選手は14歳(お父さんが亡くなった時は13歳)とこれからまだまだ大きくなっていく時でしたので、お父さんは悔しい思いで一杯だったかもしれません。
また、高志郎選手も中学生でお父さんがいなくなって、相当ショックを受けたことと思います。
そのような過去や現在までの活躍、そして雄二郎さんの損保ジャパンに対する貢献度を考慮して今回のスポンサー契約が実現したのかもしれないと思うと、先程の損保ジャパンの言葉
“幅広い世代に夢と希望を与え、支援活動を通じ共に成長していきたい”
というのがより胸に響いてきますね。
木下グループも島田高志郎のスポンサー?
島田高志郎選手は2017年4月に木下グループと所属契約を交わしました。
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2150772766469686701
木下グループといえば、住宅に関わる事業全般を取り扱っている会社で宮原知子選手も所属していますよね。
島田高志郎選手はジュニアの時点で所属が決まったのですが、シニアデビューをしていない選手が企業と所属契約を交わすことは珍しく、当時は非常に話題になっていたようです。
で、一つ気になったのですが、所属契約とスポンサー契約ってどういった違いがあるのでしょう?
所属契約でも選手のサポートをしていると考えていいのかな、と思ったのですが、となるとスポンサーと何が違うのだ?と。
スポンサー契約と所属契約の違いって?
選手個人について企業がスポンサーとなる場合,選手は企業から金銭や用具の供給などのサポートを受け,これに対し,選手は企業の広告に出演することを契約したり(広告出演契約),協賛企業の商品(ラケットやスパイクなど)を使用し宣伝することを契約したり(アドバイザリー契約)します。選手の肖像を利用し商品化したりすることもあります。
また,テレビを見ていると個人競技のスポーツ選手のプロフィールなどに〇〇(企業名)所属と表示されていることがあります。一見するとスポーツ選手がこの企業で働いているように思えますが,そうではなく,企業との間で所属選手契約を結んでいるのです。所属選手契約では,このように大会に出場する場合,企業のロゴを付けたユニフォームを着用したり,名前が掲載されるときに〇〇(企業名)所属と表示されたりすることで,企業は自社の宣伝効果を得ることができます。この所属選手契約もスポンサー契約の一種とされています。
引用元:http://jsl-src.org/?p=1070
つまり
所属契約≒スポンサー契約
で、それぞれ選手の練習環境だったり用具だったりのサポートをする代わりに、選手が着用するユニフォームやウェアに企業ロゴを貼ったり、CM等に出演してもらったりして自社を宣伝してもらおう!ということなのですね。
う~ん…要は契約内容によりけりってことなのでしょうが、いまいち違いが分かりにくいですよね。
もっとはっきりとした違いはないのか?と思って調べていくと、このような情報が!
所属契約は、スポンサー契約のメリットに加え、メディアにプロゴルファーの名前が掲載される際に、常に名前の後ろに()付きで企業の名前が表記されることになりますので、こちらが最大のメリットと言えますね。
引用元:https://gridge.info/articles/12059
プロゴルファーのスポンサー契約と所属契約についての記事でしたが、スポーツという大きな括りで見れば、フィギュアスケートでも同じことが言えるのではないかと思います。
常に名前の後ろに所属名が記載されるというのは、スポンサー契約との大きな違いですし確かに企業にとってもメリットですよね!
スポンサー契約よりも所属契約の方が、選手へのサポート内容も充実しているといわれてもこの違いなら納得出来そうです!
さいごに
いかがだったでしょうか!
羽生結弦選手や宇野昌磨選手を脅かす存在になるのではないかと注目されている島田高志郎選手。
企業もジュニア時代から目をつけサポートしているくらいですし、今季のグランプリシリーズがさらに楽しくなりそうですね!
頭取(とうどり)は銀行でよく使われる肩書の一つで、一般の会社でいう“社長”相応の役職のことです!
頭取付部長とのことなので、社長と同じくらいの権限を持っている部長ってことですかね?